○議長(藤原 充博君) 次に、
日程第3、会期の決定についてをお諮りいたします。
本
臨時会の会期は、本日1日間とすることにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤原 充博君) 御異議なしと認めます。よって、会期は、本日1日間とすることに決しました。
─────────────・───・─────────────
◎
日程第4 議案第3号
○議長(藤原 充博君)
日程第4、議案第3号、
奥出雲町
行政組織条例の一部を改正する
条例制定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
堀谷総務課長。
〔
総務課長説明〕
───────────────────────────────
議案第3号
奥出雲町
行政組織条例の一部を改正する
条例制定について
───────────────────────────────
○議長(藤原 充博君) 以上で
提案理由の説明を終わります。
これより質疑を行います。質疑はございますか。
11番、
川西議員。
○
議員(11番 川西 明徳君) 11番、川西でございます。提案いただきました課題が、現状、現実、必要な業務とは思います。この提案、
議案書を見て一番の
心配事でございますが、一つは、これは、
町長部局の
所在部署にみんな仕事が、それぞれ横田から仁多、仁多から
横田庁舎へ移動する理解で恐らくいいと思いますけども、そういう想定かどうか。
それと、一番私は気がかりなのは、この改革とおっしゃるようなものが本当に
住民福祉に、増進できるような体制がつくられるかどうか。予算、人、全て、そういう増進図れるような体制を想定されているのかどうか。
あわせまして、今のこの数年置きに
機構改革される中での実情でありますが、今、国が町へ、
地方行政へ、
地方自治へ投げ出す仕事、僅かな予算をつけて下りてる仕事、なかなか私
たち住民には分かりづらいですけども、そういった、続く
職員の仕事の
在り方について、一部の
職員がもういっぱいいっぱい、
ぱんぱんだという実態がございます。そういったことを含めた
体制づくりであるのかどうか、伺いたいと思います。
○議長(藤原 充博君)
堀谷課長。
○
総務課長(堀谷 智樹君) 3点御質問をいただきました。
機構改革によって、まず、業務が両庁舎の中でというふうなことでございますが、当然、
仁多庁舎、
横田庁舎におきました所管の課へ業務が移りますので、それに応じまして、これまでやっていた仕事が
仁多庁舎から
横田庁舎へ、その逆もあるというふうに理解をしております。
それから、このたびの改革が
住民福祉にきちんとなっているか、予算、人的な対応は十分かというふうな御質問でございます。当然、今回の改正につきましては、そういうことを目指した改正というふうに捉えております。今後も
議員御指摘のことがないように対応してまいりたいと思っております。
それから、
職員の仕事の
在り方も御指摘を頂戴いたしました。確かに一部の
職員に業務が集中するというふうな弊害も生まれてきてるということでございます。そういったことも今回の改正によりまして是正ができるというふうに捉えておりますし、また、していかなければならないというふうに考えております。今後も様々な御指摘も頂戴しながら、よりよい
行政体制を構築してまいりたいと思います。今後も御指導いただければと思っております。どうぞよろしく
お願いいたします。
○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。
大垣議員。
○
議員(13番 大垣 照子君) まず1点は、
組織改正の中で説明をいただきましたが、
企画財政課のほうに
ブランド推進グループですか、これを入れるということで、新たに。
農業遺産の問題とかいうふうな説明、先ほどちょっといただきましたけれども、
ブランド推進ということになると、
まちづくりや産業としての関わりが出てくるんじゃないかと思うので、そちらのほうに入れたほうがいいのじゃないかなと。要するに、
まちづくり産業課ですか、そちらのほうに入れたほうがいいんじゃないかなっていうふうに思います。
それと、
学校再編推進課が新設をされますけれども、こうして
学校再編の問題はもう本当にここ2年ぐらい、具体的に言われ出してからなかなか進んでおりませんが、それでこういうことを考えられたんじゃないかと思いますけれども、どのような
人員配置を考えておられるのか。そして、今現在は本当に人員が少ない中で、大変な仕事に取りかかってこられたと思います、
職員の方は。なので、きちっとやっぱり
人員配置をして、仕事が前に進むような形を取らないと、時間ばっかりがどんどんどんどん進んでいくという現状ですので、その辺りをどのように考えて、そして、本当に
学校再編の
進め方、いろいろなたくさんの問題があると思います。本当に簡単にできる話じゃないと思いますけれども、時間がない中で、どんどん追い詰められてきてるっていうのが実感じゃないかと思いますが、どのような
進め方をされようとしてるのか、お伺いをいたします。
○議長(藤原 充博君)
堀谷課長。
○
総務課長(堀谷 智樹君) 御質問にお答えいたします。
2点、頂戴をしております。まず1点目は、
企画財政課ブランド推進グループに関して、
まちづくり産業に密接に関わる課題ではないかという御指摘も頂戴しております。確かにごもっともでございます。実働につきましてはそのような形になるかと存じますけれども、町全体の
ブランド推進というふうな観点から、まず
企画財政課のほうで、司令塔というふうなことでございましょうか、全体を俯瞰して掌握していくと。その中で、各部門が有機的に展開していくというふうなことを考えております。確かに御指摘のとおり、
まちづくり産業のほうがということもありますが、それぞれ町の組織、独立して全く別個のものということではございませんので、有機的な連携を図りまして、
事業推進に努めてまいりたいというふうに考えております。
それから、2点目の
学校再編についてでございます。先ほども御指摘ありましたように、一部、業務が集中してるというふうな御指摘も頂戴しております。今回、
学校再編につきましては、独立した課を設けるという部分で、課長はそれについて掌握していくというふうなことでございまして、あるいは
人員配置につきましても、現行、なかなか人数的にというふうなとこもありますので、補強をしてまいりたいというふうに考えております。
議員御指摘のとおり、一部のもので済むいうふうな課題ではないのは十分承知をしております。町におきましてはそれぞれの課が、バスとか地域交通も別な課が持っておりますが、オール
奥出雲として
学校再編について取り組むということで、その司令塔というふうなことで専門の課を設けたということでございます。体制整備を、御指摘も踏まえながら努めてまいりたいと思っております。ありがとうございます。よろしく
お願いいたします。
○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。
6番、田食
議員。
○
議員(6番 田食 道弘君) 2点質問したいと思います。一問一答ですので、まず最初1点目です。こども家庭支援課を設置するということであります。
こども家庭支援課については、どうも
教育委員会部局から外れる格好になっております。もともと
奥出雲町は幼児園を設置して、いわゆる幼保一体化という格好で今実際にやっておるわけですけども、今回、これまでは幼保、幼児園、これについては
教育委員会部局でやっておったわけですが、今回、保育の面について、あるいは幼児園については、こども家庭支援課のほうで、恐らく
仁多庁舎ということだと思いますが、
仁多庁舎のほうで、
教育委員会部局とは別な場所でやられるということですけども、その考え方について若干、せっかくこれまで幼保一体化を進める中で、幼児園の問題といいますか、赤ちゃんから言わば高校生のところまで、あるいは社会教育含めてですが、全て
教育委員会部局で責任を持ってやられて、大変いいなと思っておりましたが、今回こうやって分けられることについて、どういった考え方なのか、説明を
お願いしたいと思います。
○議長(藤原 充博君)
堀谷課長。
○
総務課長(堀谷 智樹君) こども家庭支援課につきまして御質問を頂戴しております。従来の幼保一元化というふうな流れに対して、今回の取組はどうかというふうなことでございます。確かに幼保一元化ということはこれまで言われてきておりますけれども、先ほど御説明をいたしましたように、まず、この2つについては、一元化をされて、もう現在してきているというふうな中で、保育が必要な部分、それから幼児教育というふうなことが一体化なっておりますので、これについては、もう現在なってるというふうなことでございますし、ただ、今の小1プロブレムなどといわれる学校との接続、これに関しては完全に移すということではございませんで、
教育委員会で引き続き、就学後のこともありますので、持つということで、先ほど申し上げますように、全く切り離して別に動くということではありませんので、これをつないでいくということは
教育委員会のほうでしていただくということでございます。幼保はもう完全に今は一体化して運営しておりますので、そのようなことでございます。
それで、先ほど説明をしております子供の
関係でございますけれども、国のほうは今後の取組として、子供世帯を包括的に支援するこども家庭センターというふうなことが、もう2年ぐらい先では、今、2つの取組の連携というふうな話でお話をしておりますが、将来的にはこども家庭センターというふうなものにどうも集約されていくような動きもあるということでございます。そういうことも踏まえまして、今回こういうふうな組織の改正を御提案してるというところでございます。よろしく
お願いいたします。
○議長(藤原 充博君) 6番、田食
議員。
○
議員(6番 田食 道弘君) 考え方があるようでありますが、町民の皆さんにとってみれば、これまで非常に、
教育委員会でまとめてやれたので便利だった、非常に相談しやすい、利用しやすくてよかった面が多かろうと思いますので、その辺り、問題、トラブル等が起きないように、町民の立場に立って進めていただきたいと思います。
もう1点ですけども、農林振興課ということで、今回、その中に土地改良区の事業もということで、これまで農林土木課でやったものを移行するということでありましたが、これは、土地改良区の事務局そのものも農林振興課の中、あるいは
仁多庁舎のほうに移すという考え方なのかどうかなということで、たしか土地改良区については、国営開発の坂根のダムの管理もセットになって、動かすことができないというようなことも聞いておりましたが、その辺りはどういったことなのか、説明を
お願いします。
○議長(藤原 充博君)
堀谷課長。
○
総務課長(堀谷 智樹君) 土地改良区の事務局はどのようにというふうな御質問を頂戴しております。
議員御指摘のとおり、機能的には、
横田庁舎の現在の事務局が適切であろうというふうに判断をしております。ただ、現状におきましても、既に大きな土地改良事業はしておりませんで、主には管理業務、おっしゃいますような、坂根ダムの管理も含めたものが主なものとなっておりますので、こちらのほうにつきましては、やはり
横田庁舎のほうがよろしかろうというふうな判断はしております。ただ、現在においても、業務的には農業振興課との
関連性のほうがウエートとしては多いというふうなこともありまして、その課といいましょうか、土地改良区を所管する課としては、農林振興課という今度の新たな組織で担当したいというふうに、業務の
関連性からして、現在はそちらのほうのウエートが高くなってるという判断で進めたいと思っております。以上でございます。
○議長(藤原 充博君) ほかにありませんか。
7番、糸原
議員。
○
議員(7番 糸原 壽之君) 7番、糸原です。今回の
機構改革のことにつきまして、1点だけお伺いいたしたいと思います。3年度、4年度の対照表の中で、地域づくり推進課と商工観光課が一本になって、4年度から
まちづくり産業課ということになって、グループ名として商工観光グループが残るというふうに書いてございますが、ああしまして、観光立町を目指し、また、地域の人たちも観光、観光ということで日々頑張っていらっしゃる中で、観光という文字が課名から消えるということは、私的には非常に後退、力がそがれるというふうに感じます。町民の皆様の雰囲気もそのようにお考えだと思いますが、そこら辺のところのお考え、所感、これからのことについてお伺いいたします。
○議長(藤原 充博君)
堀谷課長。
○
総務課長(堀谷 智樹君) 先ほどの質問にお答えをしたいと思います。
商工観光課という、観光という名称が課の名前からなくなるというふうなことでの御指摘でございました。確かに課の名前からは観光という文字は消えますけれども、なかなか課の名前に全てを織り込むということは現実的には難しいかと存じます。まずは今後の行政展開のほうで頑張っていきたいというふうに思っておりますし、課の名前からはありませんけれども、グループ名として商工観光グループということで今後も変わらない業務を担当してまいりたいと思っておりますので、こちらのほういろんな御意見もあろうかと存じますけれども、観光も
奥出雲町の産業の一つだと、
まちづくりにつながるものの一つというふうに理解をしておりますので、そのように御理解賜ればと思っております。よろしく
お願いいたします。
○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。
13番、
大垣議員。
○
議員(13番 大垣 照子君) 今回、大型じゃなくて中型の改編かなというふうに思います。それで、私よく町民の皆さんから言われるんですけれども、窓口対応がきちんと、来庁して、いろいろ仕事していただきたい、説明をしてもきちんと通じない、そういう
職員さんなのか会計年度の
職員さんなのか、そこんとこちょっと分かりませんが、窓口対応をするのは、正職は責任のある仕事をするっていうふうに言われてますし、会計年度任用
職員は補助的仕事っていうふうに私は聞いております。ですので、そこら辺、町民の皆さんが来られるときにきちんと説明ができないような窓口対応っていうのは、これはもう行政として失格だと思います。ですので、そこら辺りをどのようにきちんとされていくのか。それから、
職員配置の問題についても、こうやって見てると分厚く配置したりそうじゃなかったりっていうのがちょっと間々見られるところもありますので、もちろん業務内容によって違うと思いますが、そこら辺も一人一人にかかる負担、それをきちんと考えた上で人事配置をしていただきたいというふうに思いますがいかがでしょうか。
○議長(藤原 充博君)
堀谷課長。
○
総務課長(堀谷 智樹君) 御質問にお答えをいたします。
窓口対応のありよう、あるいは
職員配置のありようにつきまして、ただいま御質問を頂戴いたしました。
議員御指摘のとおり、町民の皆様からも幾度となく接遇に関しましては苦情も頂戴してるのも事実でございます。窓口対応につきましては、今後も引き続き研修に努めまして、接遇の向上に努めてまいりたいと存じます。
なお、どうしても1年ごとに4月の人事異動っていうのは、新規の採用した
職員がありましたりとか、それから、異動でこれまで経験がなかった職場に就く
職員もおります。最初から全てのことをそらんじて対応ができれば一番いいんですけれども、なかなかそれもできない部分も異動の最初の頃にはあるかとも存じますが、なるべく
職員研修を重ねまして接遇の向上でありましたりとか所管の事務の内容も熟知して、皆さんに御不便をかけることのないように対応してまいりたいと思いますので、引き続きいろんな点で御指摘をありましたら頂戴できたらというふうに思っております。
それから、
職員配置のほう、手厚いところとそうでないところというふうなこともございましたけれども、1年を通して様々な行政活動をしていく中で、確かにそういうふうなことも発生してるのが事実でございます。それを1年1年、各課のヒアリングをしたり実際のところを見てみたりというふうな中で、町民の皆様からの御指摘も頂戴しながら人事異動をかけていると、あるいは組織機構の改正をしていくというふうなことでございます。これも変わらず、皆様方の御指摘も頂戴しながら、よりいい
行政体制を構築してまいりたいと思いますので、先ほど御指摘いただきました趣旨も踏まえまして、今後の
体制づくり努めてまいりたいと思います。大変ありがとうございました。
○議長(藤原 充博君) 13番、
大垣議員。
○
議員(13番 大垣 照子君) 今、課長から答弁をいただきましたけれども、年度初め、人事異動があって初めの頃は
状況把握もできてなくて、よく分からないところもあったりして、対応に不十分さがあるというような答弁だったと思いますけれども、しかしながら、じゃあ何でいまだに、年度初めをずっと過ぎてもやっぱり言われるんですよね。ということは、どこに問題があるのかということをきちんとやっぱり行政当局としてはキャッチせんといけんと思います。それで、業務の内容をしっかりときちんと分かるまでちゃんと説明をするなり、勉強してもらうなりして、町民の皆さんが来られたときに対応ができないなんてやなことは全くこれは本当に不信感を買うだけのことですので、役場があっても役場へ行きたくないという人が結構おられます。そういうことがあっては何のための行政なのか分かりませんので、そこら辺はしっかりと、研修研修って言われますが、どういう研修されてるか分かりませんけれども、窓口対応は正職がするのか、会計年度の方がやられるのか、そこは分かりませんけれども、本来なら責任ある立場の人がきちんと対応する、それが一番だと思いますので、そういうことも含めてこれから進めていただきたいというふうに申し上げておきます。
○議長(藤原 充博君)
堀谷課長。
○
総務課長(堀谷 智樹君) 大変御指摘いただきましてありがとうございます。
議員御指摘のとおり、きちんとそういうふうな内容についてキャッチをしていくというふうなこと努めてまいりたいと思います。業務の内容につきまして、対応できてないというふうな事例があったというふうなことを今お伝えいただきました。また、具体にこういうことがこうだったということがもし分かりますれば、教えていただければ対応を努めてまいりたいと思います。全般的なことで研修研修と言ってしまいますが、具体のことがこういうことがあったよというふうなことが、また教えていただきたいと思っておりますし、総括的に言えば、
職員の資質向上研修をしてまいりますとしかちょっと答えづらいなというふうに今思ったとこですが、具体のことをまたお聞かせいただければと思います。そういうふうなことがないように努めてまいりますので、よろしく
お願いいたします。
○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。
10番、石原
議員。
○
議員(10番 石原 武志君) 先ほど来、
総務課長さんの組織に対する変更の説明があっております。
行政執行する上で組織改革なり、新しい時代に沿った新しい組織、課をつくるといったようなことも大切なことだというように思っております。そうした中で、
勝田町長、2期8年をもう半年余り残すだけというような
状況になってこられて、現在この組織の変更といったようなことに携わられる中で、その思いをひとつお聞かせをいただけたらというように思っておりますが、一番重要なところ、重点的なもの、こうしたいといったようなことがもしございましたらお聞かせをいただきたいと思います。
○
議員(10番 石原 武志君)
勝田町長。
○町長(勝田 康則君) 石原
議員の御質問にお答えをいたします。
今回の行政組織の改正につきましては、ああして昨年の10月以降ですか、私を含め副町長、
教育長、そして
総務課長等々、あるいは人事部局と協議を重ねてまいったところでございます。この限られた
職員の中で改革はもう避けて通れないというふうなことで、今回の改正に踏み切ったところでございます。
先ほど来、様々な
議員さんから御質問をいただきましたが、私といたしましては、やはり町民の皆様に利用しやすい行政を目指していかなければならないいうふうなことで、このたびの廃止をする課、4課、そして新設する課、3課というふうなことで行ったところでございますが、これが私としても万全だということではございませんが、大幅な組織の改革を今回
議員の皆さん方に御提案をしたところでございますので、何とかして、再三申し上げますが、本当に利用しやすい役場内にしたいし、そして、やはり町民の皆様が住み続けていただける
まちづくり、そして帰ってきてみたい
まちづくりを目指すためにはやはりこのような改革が必要だということで改革に踏み切ったところでございますので、御理解を賜りますよう
お願いを申し上げます。以上でございます。
○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。
12番、内田
議員。
○
議員(12番 内田 精彦君) 令和3年度と4年度の比較があります課に、これちょっと数えてみましたら、令和3年度が18課室等があると思いますが、4年度は17になっておりまして、1つだけ減っておるというふうに思っておりますが、今、
仁多庁舎と
横田庁舎と両方にあります。今の現状の
仁多庁舎、
横田庁舎の課とか室とか農業委員会も含めてですが、
教育委員会関係も含めてですが、これは変更がないのかどうかちょっと伺います。数、
横田庁舎の今の課の数と、
仁多庁舎の今の課の数は18か17になっても変わらないのか、ちょっと伺います。
○議長(藤原 充博君)
堀谷課長。
○
総務課長(堀谷 智樹君) 課の数、両庁舎でどうなるのかというふうな御質問を頂戴したかと存じます。課の数、ちょっと私も指を折って数えてはおりませんで恐縮でございますけれども、まず1階の
教育委員会のほうは結婚・子育てがなくなって
学校再編ができますので、
教育委員会は変わらないと。水道課は変わらずということですし、2階に行きますと、今度、建設課と農林土木課がありますが、これが1つになりますので、ここで課の数としては1つ減ると。ただ、1つに統合するということでございますので体制的には大きな変更はないと考えております。それから、
仁多庁舎のほうにつきましては、こども家庭支援課のほうは今のところ1階のところで設けたいと思っておりますので、これが実質的には増えるというふうなことにはなろうかと思います。ただ、ここも3階の商工観光が2階の地域づくりと1つになりますので、ここで1つ減りますし、総体的にはそういうふうなことでございます。よろしく
お願いいたします。
○議長(藤原 充博君) ほかに質疑はございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、質疑を終わります。
これより討論を行います。
討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。
7番、糸原
議員。
○
議員(7番 糸原 壽之君) 7番、糸原壽之でございます。私は、このたび提案されました議案第3号、
奥出雲町
行政組織条例の一部を改正する
条例制定について、反対の立場で討論をいたします。
その内容は、このたび再編ということで課名が変わったり、統合、再編をされております。誠に妥当なものだと思うわけでございますけども、その中で、地域づくり推進課と商工観光課をまとめて地域づくり産業課とされる案でございます。この名前について反対ではございませんが、先ほど質問の中でも申しましたように、観光産業に多くの人が携わり、多くの経済効果を生み、多くの観光資源がある、この資源を生かしながら大きく町がさらに発展しなければいけないという現実を踏まえて、多くの人が携わり日本でも世界でも維持していかなければいけない観光資源、これを持つ中で、看板となる観光という文字を、町長直下の組織体制の中でこの文字を消すということにつきましては、私は断固反対の気持ちでございます。
私も行政におったことがありますが、課名変更とか組織変更は、例えば新しい仕事が増えたその対応として課をつくる、また、体制を変えて新しい施策の推進、首長の気持ちをそこに思いを込めるというときに、この組織改革なりがあります。観光という文字が消えるということをそうした経験から見れば、看板は外されたというふうに私も思いますし、町民も思いますし、また、世界から
奥出雲町へ訪れる観光の方が見たときに、ホームページなどをのぞいたときにどこから入ればいいかと、たったこの間までは観光があったはずではないかというふうに迷うものであります。その代表は、世界
農業遺産を目指す、これも農泊などの観光を中心としたことで経済効果を生むというこれまでの度重なる説明があったところでございます。私は当然、町民もそれを信じて一生懸命取り組んでまいりました。名は体を表すという言葉がございます。そこで、観光という文字を消すということは非常に寂しいです。あしたからの
まちづくりの推進に看板はなくなったかと思うものでございます。
観光という文字の語源を御存じでしょうか。明治政府が維新のこれからの日本を近代化に進めようといったときに、日本の若者を船に乗せてヨーロッパに行きました。そのときの船の名前が観光丸であります。意味は、光り輝くものを見に行って、日本のために生かそうという意味を込めての新しい命名で観光丸とされました。この前向きにやっていこうという文字をまた消すということも非常に、人口は少なくなりますが
関係人口の拡大とかいうふうなことで町をにぎやかにという思いは町民誰もが持っております。観光という文字がなくなることは非常に寂しい。地域に働く場所をというこの時代、
コロナ禍で企業誘致もままならないこの時期、やはり経済的に町の中に多くの人に来ていただき、にぎやかにというのは、やはり観光で町を活性化させて、それを経済につなげていくことが今大事なときであります。
○議長(藤原 充博君) 簡潔に
お願いします。
○
議員(7番 糸原 壽之君) この観光という文字が消え去ることは非常に寂しい思いであります。
また、この議案が今日提案されまして、文字を初めて見ました。考える暇もございません。同志に、同僚
議員にどうかという相談をする時間もございません。あまりフェアな出し方ではなかったかと思います。オリンピックでフェアなプレーを見た後の話でございまして、これまた寂しい思いでございました。
長くなりましたが、観光という文字が消えた、この2字ですけど大変重要なことでございます。
以上な観点から、私は反対の立場で討論をいたしました。以上でございます。
○議長(藤原 充博君) 糸原
議員、一番最初に冒頭に地域づくり産業課というふうに御発言されましたが、今回
まちづくり産業課でございますが、その辺は訂正されたほうがよろしいじゃないですか。
○
議員(7番 糸原 壽之君) 今、議長から申していただきましたように、そのように訂正をいたします。以上でございます。
○議長(藤原 充博君) 趣旨が変わることはないですね、じゃあ、名前が変わったために。
○
議員(7番 糸原 壽之君) 内容は全く変わりません。以上でございます。
○議長(藤原 充博君) 次に、本案に賛成の方の発言を許します。
2番、北村
議員。
○
議員(2番 北村 千寿君) 今回提出された条例案、賛成の立場から討論をいたします。
今回、課題とされた7つの課題ですけど、この最も大きい課題は、私は
学校再編だというふうに思っております。したがって、その再編に向かって
学校再編推進課という新たな課を創設されました。全体では4課廃止、3課新設、いわゆる1課減っております。新たな課が増えたにもかかわらず減っている。さらに、冒頭の
総務課長の説明にありました課長職2名減、全体では総数は変わらない。通常新たなことをしようと思ったときには、実動する
職員を増やすというのが
組織改正の基本だというふうに思っております。いわゆる
管理職を減らして、実働できる人数を増やした、やるんだという
学校再編、あるいはそのほかの6つの課題も取り組むんだという姿勢がこの提案に見えているというふうに私は感じました。ぜひとも、この課題を解決していただくといいましょうか、
学校再編あるいはブランドの推進であったりとか、そういうことを成し遂げていただきますようこの組織でやっていただきたいというふうに思います。
以上で、そういう理由をもってこの
組織改正については賛成をいたします。以上です。
○議長(藤原 充博君) ほかに討論はありませんか。
〔討論なし〕
○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、議案第3号について討論を終わります。
これより採決を行います。
◎
日程第4、議案第3号、
奥出雲町
行政組織条例の一部を改正する
条例制定についてを採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の方は起立を願います。
〔賛成者起立〕
○議長(藤原 充博君) 起立多数と認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎
日程第5
報告第2号
○議長(藤原 充博君)
日程第5、
報告第2号、
専決処分の
報告について(
地方自治法第180条第2項に基づく
報告)を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
荒川
農業振興課長。
〔
農業振興課長説明〕
───────────────────────────────
報告第2号
専決処分の
報告について(
地方自治法第180条第2項に基づく
報告)
───────────────────────────────
○議長(藤原 充博君) 以上で
提案理由の説明を終わります。
これより質疑を行います。質疑はございますか。
11番、
川西議員。
○
議員(11番 川西 明徳君) 処分の内容を伺いました。この処分のほかに、何か処分に関することがあったかどうか。具体的に言いますと、我々運転をする者にとって交通法を含めた関連法がたくさんにございます。例えば具体的にドア空けたまんま走るなんてことは常識的にあり得ませんが、今回の案件はきちんと車両を、そういう装置を収納してきちんと安全を確認して走行に入るというのが定められております。例えばそういうそれを守っていなかったことについての処分等ございましたでしょうか。
○議長(藤原 充博君) 荒川
農業振興課長。
○
農業振興課長(荒川 佳史君) ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。
過去には、過積載ということがございました。ユニック車にフレコンの堆肥を積む際にちょっとはみ出しがあったということで止められたということはございました。また、今回の処分についてでございますけども、当然交通安全の義務違反ということではございますけども、口頭注意ということでございます。以上でございます。
○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。
13番、
大垣議員。
○
議員(13番 大垣 照子君) こうやって時々損害賠償、ほとんど専決で出てまいりますけれども、今回もこれはもう随分前に支払いはされてるんだと思いますけれども、全てこういう行政の仕事、行政に関わる仕事をしてて交通事故とかいろいろありますが、そういったものについて、いつもこれ、町が負担をして払っていくというような形になっておりますけれども、例えば運転をされる方に半分ぐらいは出してもらうとか、そういう形のものは取れないものでしょうか。これは課長じゃなくて町長でないと答弁できないと思いますので、お尋ねをいたします。
○議長(藤原 充博君) いいですか。
じゃあ、
勝田町長。
○町長(勝田 康則君)
大垣議員の御質問にお答えをいたします。
やはり公務中の事故でございまして、これもある程度公用車で仕事をやっておりまして、故意にやったものでもございません。そして、かつ、保険を掛けておりますので、そこで保険で全て補償しておるということで、個人の負担を求めるというようなことは、私は現状ではできないというふうに思っております。本人に対しては注意をいたし、また、そういうことで
報告を受けておりますので、本人からの支払いというふうなことは、またそのケース・バイ・ケースで考えてまいりますが、今回の該当には全て保険適用ということで個人負担は求めないということで御理解をいただきたいと存じます。以上です。
○議長(藤原 充博君) 13番、
大垣議員。
○
議員(13番 大垣 照子君) 公務中の事故であるということで町のほうで全て負担をするというふうな答弁だったですけれども、例えばこれが公務じゃなくて、自分がもしそういうことをしたときには全て自分の責任になるということになりますが、やはり普通そういう大きなクレーン車とか何か資格が要るかどうか、私もよく分かりませんが、そういう特別な資格も持っておられるんじゃないかと思いますけれども、そういった方が、やはり公務だから、じゃあ、何があっても不注意があってもいいわみたいな形では私はよくないと思うけど、いつもいつも、注意をします注意をします、もちろん注意はされていると思うんですけれども、例えば今、私50%ぐらい言ったんですけど、50パーではなくても、もっと少なくてでも、やっぱり自分が注意しないと、こういう事故は注意しとれば起こらないわけなんで、そこら辺りを公務災害ってしてしまえば全てそれで解決するっていうのは、結果的には町が、その保険料のアップもあったりしますので町の負担になりますから、そういうことはもう少し考えられたらいいんじゃないですか。法律で、例えばそういうことは駄目ですよって言われてるんであれば別なんですけれども、いかがでしょうか。
○議長(藤原 充博君)
勝田町長。
○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。
先ほど御説明をいたしましたように、公務中の事故でございます。保険料につきましてもやはり町のほうで支払っておりますので、やはりてんまつ書も本人から私のほうに
報告が出てまいりますので、今の段階では50%とかいうふうな本人の負担ということはできかねますので、御理解をいただきたいと存じます。以上です。
○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。
11番、
川西議員。
○
議員(11番 川西 明徳君) こういった処分書が出るのは何回も話題になりますけども、大体交通事案がほとんどであります。交通法は基本的に免許証が必要であります。その運転免許証っていうのには、いろんな権利ばっかりじゃなくて義務が関わってきております。安全に走行するようにっていうことになっておりますが、殊にこの不定期に
専決処分出てくる交通事案見ますと、ほとんど公道であります。事故が発生したのは今回9月、それから処分書を町長が出したのが1月20日、それで今日は2月の何日、タイムラグがあるのが不信感の一つであります。町民感情からいいますと、ほんにおまえ、この車は役場の車だったかまで人がうわさするわけですわ。ですから、こういう重大な案件については、運転する者の自覚の問題以上にきちんとそれなりの責任を果たさす、こういったことを公的業務の中にはきちんと入っておりますので、曖昧な、紙切れが出たけん、それでこらえてもらあだわぐらいなことに済まさないように、きちんと公務の運転に関する、それから公共備品を扱う者にもっと責任を持たせるような、そういった内部での規約っていうですか、ルールをきちんとしましょうや。もうこんなこと何回も同じやなことで、担当課長大変ですよ。以上でございます。
○議長(藤原 充博君) 荒川
農業振興課長。
○
農業振興課長(荒川 佳史君) 御質問へのお答えにならないかも分かりませんですけども、9月30日に発生して1月の20日で遅いではないかということでございまして、たまたまこれがNTTの線の共架されていたものということでございまして、当然その補償、住民の方だったり、会社であったり電話がつながらないことでの補償等が、そのNTTに当然、住民の方であったり、それから、あとは会社であったりされるわけでございまして、そういったところもあってなかなか保険会社との示談ができなかったということでございまして、もし、これが中電とか当町がやっております有線放送、そういったものになればもっと大規模になりまして、その損害賠償につきましても中電さんとか情報協会のほうにも請求が行きますので、なかなかその補償額というのが決定をしないと、その保険会社との交渉ができなかったという部分がございます。今回は、たまたまNTTさんだったということですけども、NTTさんがその補償額を決定するのにある程度時間を要したということでございますので、御容赦をいただければと思っております。わざと専決を遅らせているというものではございません。以上でございます。
○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。
3番、糸原
議員。
○
議員(3番 糸原 文昭君) 2点だけ御質問させていただきたいと思います。まず、1点目、このクレーン車につきましては、道交法には当然該当すると思うんですが、クレーンをしまわずに運転したということから、労働基準法に該当するんではないかと思っております。そうしますと、松江の労働局のほうへ確認なり、そういった事故があったという内容が伝達してあるかどうかということが1点。
もう1点は、これは道交法のことなんですが、車両を運転したということでNTTの線に引っかけ損害を与えたということであれば、車両保険については該当するものなのか、もしくは車両保険については該当しない、あるいは車両保険に入っていなかった、そういったところ2点お話をしていただければと思います。以上です。
○議長(藤原 充博君) 荒川
農業振興課長。
○
農業振興課長(荒川 佳史君) 2点御質問いただきまして、労働基準局への通報につきましては行っておりません。
それから、保険のことでございますけども、一応車両につきましては自賠責は農協さんのほうで掛けさせていただいておりまして、一応対物ということで保険適用ということでございます。以上でございます。
○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。
3番、糸原
議員。
○
議員(3番 糸原 文昭君) 先ほどの労働基準法の
関係ですが、私もはっきりしたところは分かりませんけども、そういったところの兼ね合いにつきましても
報告と確認を、労働局のほうへ確認をされたほうがいいと思っております。以上です。
○議長(藤原 充博君) 荒川
農業振興課長。
○
農業振興課長(荒川 佳史君) 御質問にお答えをさせていただきます。
直ちに堆肥センターのほうに指示をいたしまして、届出をさせていただければと思っております。以上でございます。
○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。
12番、内田
議員。
○
議員(12番 内田 精彦君) ちょっと処分の話なんですが、こうしてたくさん、たくさん言っちゃいけませんが、時々出てまいります。そのときの事故にもよりますけども、
職員、運転士さんの処分については口頭処分をされておるのか、文書をもって処分書みたいなものを出しておられるのかどうか、そんなことなくて口頭だけで、それで済ませて、注意だけで済ませておるのか、その辺のことについて伺います。
○議長(藤原 充博君) 荒川
農業振興課長。
○
農業振興課長(荒川 佳史君) ただいまの御質問にお答えいたします。
今回の事故につきましては、文書によるてんまつ書により口頭での厳重注意ということでございます。文書は出しておりません。以上でございます。
○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、質疑を終わります。
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○議長(藤原 充博君) 以上をもちまして本
臨時会に付議されました議案の審議は全て終了いたしました。
これにて令和4年第3回
奥出雲町議会臨時会を閉会といたします。御苦労さまでした。
午前11時31分閉会
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